言語性LD・発達性協調運動障害も少しあるかも..

1アルファの場合
学習に関してのLDについて、では、色んなLDがあるから・・と思ってはいますが、学習としてではなく、認知という考え方で、アルファの聴覚認知とLDを考えてみます。アルファは、まず話しを聞き取る(聴覚性言語理解)のが苦手です。

この聞いても理解できないというのは、そのお子さんによって状況がいろいろあるそうですが、おおまかにいうと、言葉は聞き取れるけど、その言葉の意味がわからない・意味をはきちがえてしまうという状況と(PDD・広汎性発達障害を重複している場合が多いそうです)

アルファのように、言葉じたいがうまく聞き取れなて、相手の言っていることがよくわからないという状況があるようです。
アルファはまず聴覚短期記憶がとても苦手なので、相手の話す言葉を、保持することがうまくできないのがあります。言葉の意味の履き違いがないのと、視覚短期記憶が良好なので、文章などを読んだりする視覚言語理解のほうで、聴覚言語理解を補うことが多いのです。

ADHDも持っているので、なおさら聴覚性言語理解がうまくいかず、言語発達遅滞でした。小学校に入学とともにリタリンを服用し、とても落ち着いてきました。


2ADHDの薬を飲む意味は、

落ち着いて学校生活を送るためだけではなく、本人に能力があってもADHDの為、ものごとがきちんとできないという経験が重なると、無力感だけが残ると思うのです。これがセルフエスティームを下げ、二次障害になる原因にもなります。 ADHDやLDがもって生まれた障害ならば、それ以上障害は増やしたくないと親は思います。 また、薬を服用して落ち着いている時に学んだ様々なことは経験として本人に残ります。だから行動が次第に落ち着いてくるのです。

でも、LDの部分は薬の服用だけではフォローできません。そのため、席は常に先生の近く、そして授業内容はなるべく視覚的手がかり、視覚性言語理解が補えるプリントを併用した授業や、先生の話しもあまり長くなくわかりやすい話し方のほうが、アルファにとってわかりやすい授業内容になります。
また、予習をしておくと、初めて知る言葉や、学習内容が前もってわかり、先に授業の内容が理解出来るので、授業での先生の言葉の説明も聞き取りやすくなるようです。

ある程度のフォローがあれば、学習がスムーズに進みやすいので、聴覚認知に難があっても、ちょっとした配慮で皆と一緒に学習できるのです。ただ、言語能力として、年齢相応のまとまりよく話す事や、不器用な為字も書くのは苦手なので、作文などはやはり苦手だと思います。

そしていくら視覚的言語理解が良好といっても、言語発達が遅れていた為、算数の文章題などでは、間違えて解釈することもあります。ややこしい言葉などについては惑わされやすいのです。ただ、文章題も何度か練習すれば、慣れてきて間違えて解釈する事も少なくなってきます。


3アルファのどこがLearning Differentなの?

アルファのどこがLearning Differentなのかというと、他の子が聞いて理解していく事を、アルファは見たり、読んだりして理解していく事だったりします。

聞き取りが苦手だったアルファは、幼児期のST(言語訓練士)の個別指導などで文字の習得も入っているで、5歳前後くらいから文字を覚えました。文字情報を使いながら絵や動作を交えて、単語・文章・意味理解を増やしていくと、内的言語も増えて、言葉の意味理解・習得につながりました。聴覚言語習得が苦手なので、視覚言語を使って、言葉を習得していくということなのですが、STの個別指導の時間内で文字の習得がすぐに出来るわけではないので、息子の時は、家庭でパソコンで使えるCDを使って、文字を覚えていったりしました。

また小学校に入ってから、算数の授業で、例えば「単位」の学習を始めてした時、「単位」という事が理解しにくかったです。 これは、物事をそれぞれにうまくまとめて考える力が弱い為のようです。例えば、タンス・ベッド・食器棚はわかるけどそれらをまとめて、家具だという、この「家具」という言葉がなかなか覚えられない。目の前にひとつずつ存在するものは、覚えられるけど目に見えない、まとめていう言葉をなかなか習得できないのです。

だから「単位」を教える時も、ノートに「なす・きゅうり・きゃべつ=野菜」「犬・猫・くま=動物」「ひまわり・チューリップ・朝顔=花」と書いてそして「cm・mm・m=長さの単位」と教えたのです。本来なら、「cm・mm・m=長さの単位」で理解してしまう子が多いと思いますが、アルファはそれだけでは「単位」という言葉が理解(習得)できないので、いくつかの説明を付け加えて、理解する方法を取ったりします。最終的には、「長さの単位」とは何かわかるのですが、理解するまでの課程が、他の子と違うのです。だからLearning Differentだと思うのです。

「単位」の意味理解が出来た後に、実際に長さを測ったりして、そこでmmやcmを使いました。「単位」の意味が理解出来ていないと、アルファの場合mmやcmも単なるアルファベット文字になってしまうのです。


4発達性協調運動障害というのも聞きますが。。

アルファは、自転車乗るのがとても苦手でした。また、幼児期に三輪車が乗れなかったというお子さんが多いというのをよく聞きます。アルファも、もちろん三輪車乗れませんでした。

ブランコも、小2でやっとこげるようになったし、逆上がりは、小6で出来たり出来なかったりで・・・、手先も不器用で、書くことが非常に苦手ですし、箸がなんとか使えるようになったのは、小4ぐらいからです。こういうのを、診断名では、発達性協調運動障害というのでしょうが、何かしら、本人の好きな運動やスイミングとか、簡単に出来るウォ?キングでも、サイクリングでも、体操でも、とくかく体を動かす事を、習慣つけるのって、大事かな・・と思います。

簡単に出来るウォ?キングや、サイクリングなどは、有酸素運動になりますから、脳にも、心にも、とても良いと思うので、こういった運動を、続けるのって、いいなと思います。たぶん、一番困るのは、運動が苦手ということで、体を動かすことをしないでいるうちに、体力が衰えていって、疲れやすい体になってしまうことだと思うのですね。