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検査--WISC/K-ABC/ITPAなどあるけど..

1たくさん検査はあると思います。脳波の検査などでも、微細な脳波のことで、とても参考になるお話なども聞きましたが、具体的な理解と支援の為の子どもの発達検査として、WISCやITPA、K-ABCなどの検査をしたりしました。個人的には、知能検査というより、発達検査と捉えるほうが、受け入れやすいです。

検査では、調べたい項目にそっての内容の検査であり、子どもの一部しかわかりません・・・
なので、検査で得た結果と、 子供の実際の学力は一致しない場合も多いですし、社会性や心理面もこれらの検査で、詳しく知る事は、出来ないのです。。

どういった風に偏りがあるのか・・・、苦手なものがあるか・・・、など分析して得られたものを手がかりに、子どもにあった対応や理解を考えて行くものであって、優劣という発想からくる捉え方は絶対にしたくないですよね。

検査の結果については、優劣という発想からくる捉え方ではなく、あくまでも子どもの個性や特性と捉えて、理解・対応・支援に役立てたいですよね。


?全般的認知・発達検査?
・WISC-?(児童用)、WPPSI(幼児用)、WAIS(成人用)、
・田中ビネー
・新版K式検査
・K-ABC

?言語性検査?
・ITPA(言語学習能力診断検査)
・絵画語彙テスト(絵画語彙発達検査)

?非言語性検査?
・フロスティッグ視知覚発達検査


2・WISC 一般的に使われる、知能検査。言語性IQ、動作性IQという検査結果など参考にしたりします。 言語性IQが高ければ、聴覚認知優位、動作性IQが高ければ、視覚認知優位となり、他にも、言語操作力/注意・記憶力/空間操作力/知識習得力などの項目を診ます。

・ITPA(言語学習能力診断検査)
言語性LD・聴覚認知的な発達を検査
(受容過程)聞いて・見て、理解できていること、(表出過程)考えを言葉や動作で表すこと、(連合過程)概念や言語を内的操作(関連付け、組織化などの操作)する能力などを検査します。

・K-ABC
学習習得度に関係する、認知処理過程->同時処理・継次処理などを知る事ができる検査

同時処理?複数の情報をその関連性に着目して全体的処理する
同時処理が優位な子は、視覚的、運動的手掛かりでの習得が合うと聞きます
(何でも、パッと見て判断したがるADHDにとっては、同時処理が得意なのがよくわかる。視覚認知が優位な人も、同時処理が得意です。)

継次処理?情報を時間的な順序によって処理する
(順序だてての考え方というのは、ADHDの苦手な部分)
継次処理が優位な子は、聴覚的、言語手掛かりでの習得が合うと聞きます

習得度?本人の学習習得度
同時処理が優れていて、継次処理が劣っていても、(その逆でも) 学習するにおいてどちらかの処理形式で学んでいるので、 自分の得意とする処理形式をうまく使っている人は、 習得度は良い結果がでる。


K-ABCについての書籍
「長所活用型指導で子どもが変わる」図書文化
PartI(2歳?7歳向け)
PartII(小1?小3向け)

K-ABCとWISCの検査の比較特性・相関などについての文献が載っています。文献を読むと、検査の分析がどれだけ、難しいものなのか?また、WISCだけの検査では、分析情報が足りない?というのが、理解出来ます。
↓日本LD学会(C3の資料で)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jald/2001/indexposterc.html
↓国立特殊教育総合研究所
http://www.nise.go.jp/research/byojaku/kaizu2.html

検査では、子どもの特性が良く知れて、育児や支援に役立てられると良いですよね。検査は、単に能力を表すものではなく、支援をし、よりよく生きていく為のひとつの参考資料だと思っています。


3WISCでは、言語性か、非言語優位か?とか、K-ABCの検査で、同時処理/継次処理、どちらが優位か?などがわかり、

本人への理解や支援としての参考資料として、検査をしたりしますが、うちも年齢の低い時は、こういった検査をして頂き、専門の先生からとても参考になる、育児や支援のアドバイスをたくさん教えてもらってきました。

そして3歳の幼児期から、検査を2年おきにしていると、段々年齢が上がるにつれ、感じてくることは、WISCやK-ABCでは、知る事が出来ないことがあまりにもたくさんあると気づくんですよね。。

WISCやK-ABCで計れないことは、生きる上で大事な生きる力。。これは計れない。。生きる力は、育てていく中で、身に付けさせてあげることなんですよね。検査は、よりよく生きていく為のひとつの参考資料であって、けして能力をみるだけのものとして、扱われたくないですよね。。

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学習に関してのLD
言語性LDと運動オンチと不器用(いわゆる発達性協調運動障害)

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