早期発見・早期療育から、幼稚園・保育園から、就学前へ(ADHD/LD/PDD)

1早期発見・早期療育から幼稚園・保育園から、就学前へとうまくつなげたら・・と思います。。

早期発見、早期療育のメリットって、たくさんあると思うんです。なので、幼児期に、発達の気掛かりがあったならば、保健婦さんに相談したり、地域の保健センター、福祉センター、児童相談所など、行かれる事を、偏見を持たずに、育児のアドバイスのひとつとして考えても良いのではないか・・と思います

息子の幼児期は、今より、ADHD/LD/PDD/ASなどが知られていませんでした。。でも、幼児期、3歳の言葉の遅れをきっかけに、私の地域では、保健婦さんを通して、保健センター、福祉センター、を利用された、スロースターターのお子さんが、何人かいました。


2スロースターターというのは、幼児期に、言葉の遅れがある、少し自閉的な面があるなど、少し発達が遅れている、発達に気掛かりの点があるという感じのお子さんで、診断されるほどでは無いのだけど、幼児期では、発達の遅れが少しあるので、

幼児期では、親が丁寧に見てあげることが必要だったりします。小学校も、親が丁寧に子どもを育てていたので、不登校にもならず、高学年になる頃には、とてもうまく過ごせているお子さん達がいて、

診断されるほどではない、スロースターターのお子さん達が、それなりの良い子育てをたどってきているのを見ていましたので、それならば、尚のこと、診断されるお子さんの場合なら、もっと、専門機関や福祉の恩恵を受けたほうが良いと思うのです。。。


3そして、幼稚園・保育園入園前に何かしらの発達の気掛かりがわかれば、幼稚園・保育園を選ぶ時にも、慎重になれるというのがあると思うんですね。。

当時、幼児期の療育で知り合ったお母さん方の多くの方は、幼稚園の面接の時に、「こういったお子さんは、うちの幼稚園では無理です」といきなり断られたり、また入園は出来たとしても、入園後、「面倒を見るのがとても大変」「集団行動が取れないので困る」等、園の先生に苦情ばかり言われたり、子どもが、園の先生に、毎日のように怒られてばかりなど・・

理解の無い園に入園すると、子どもと親のストレスは、大きなものとなると思います。今は、息子の幼児期より、幼稚園・保育園の理解が随分と進んだようですが、それでも、まだ理解がうまくいってない園もあるかと思われます。

子どものことを、園と家庭で、共通理解や連携などが出来ていると、就学前に、園での様子を手がかりに、小学校の集団生活で、どのように過ごして行くのが良いのか、事前に考えていく、手がかりのひとつにもなると思います。


4園の先生との関わりの中で、どのような関わりが、子どもに、良かったのか、親からの話しだけでなく、園の先生から、就学前の相談機関等に話してもらっていると、親以外の第三者の意見として、更に理解してもらいやすいという事もあると思います。。

幼稚園で知り合ったお母さんから、また子ども達の様子から、どの地区の小学校が、子どもにとって、過ごしやすいのか、いくつか情報を集めていける時期でもあるかと思います。

例えば、息子が通っていた幼稚園では、比較的広い範囲の地区から、子ども達が、園に通っていました。
・A小学校は、学力レベルが高く、子ども達は、色んな面で、高いレベルを要求されやすい、
・B小学校は、マンモス校、
・C小学校も、マンモス校であり、かつ子どもと先生の関係であまり良い話しを聞かない・・
・D小学校は、小人数で、とてものんびりしている。多少落ち着きの無い子でも、普通級でも受け入れが良いなど・・

お母さん同士の話しで、いくつかの小学校の雰囲気を感じ取ることができます。そして、それを手がかりに、学校開放日や運動会などで、実際にその小学校を見学に行ったりして、少しでも、理解と支援がスムーズに行く、学校を探す準備も出来ると思います。

息子の幼稚園・小学校と、理解と支援を得られてきたのは、私だけの力ではとうてい無理・・、それなりに、理解と支援が得やすい、園と学校を選んできたのでした。。。


5早期療育から、就学前へのメリット

早期療育のメリットは、子どもの苦手なこと、得意なこと、情緒面についてなど、どのように理解・支援したらよいのか、知れることだと思っています。

療育での成果を求めるというより、どのように理解・支援したらよいのか、具体的に知ることが大事だと思っています。

療育の場面で、かんしゃくを起こした時に、どのような関わりなら、子どもが落ち着くのか、療育の先生と色んな関わりの中で、家庭での様子、園での様子などを話しながら、子どもにあった関わり方、対応の仕方、理解と支援を知っていくことだと思います。

そして、療育の場でお母さん達と知り合えたなら、就学について、様々な情報や、就学に関する色んな考え方を聞くのも、 とても良い事だと思います。

お子さんそれぞれですし、地域の学校によっても、支援の内容は様々で、他のお子さんに関しての話が、自分の子どもに、すっかり当てはまるということではないですが、それでもたくさんの情報や、考え方を聞けるというのは、自分の子どもの就学のことを考えたときに、何かしらのヒントにはなるんではないかと思います。

また、小学校入学後、通級や言葉の教室の利用したり、民間の療育センターを利用して、小学校での支援や理解を深める為の、指導や相談をしていくという事も出来ます。

母が一人で悩むより、療育や通級を通うことにより、仲間がいる、相談出きる先生がいる・・・というのは、とても心強いですしね・・・


6小学校・中学校での個別級としての特別支援学級と、普通級のどちらが良いか?は、お子さんの求めている支援や、その学校での支援の内容によって、様々ですので、なんとも言えませんが、

お子さんの特性や個性にあわせ、親の考え方も様々ですので、何が正しいというのは、言い切れません。。あくまでも、我が家の息子に関しての、親として考えていたのは、学校で学力を伸ばして欲しいと思ったことはありませんでした。。社会性を育てることを基本にいつも考えていました。

社会性と言っても、子どもの特性や個性がありますので、それぞれの子どもに必要とされる社会性は様々ですので、あくまでも、自分の子どもにとって大事だと思われる社会性を育てたい・・・と思ってきました。


7息子は、幼児期から療育を受けていましたが、感じていたのは、息子の場合、小集団だと、かえってわがままになる、甘えてしまい、ちゃんとやろうとしないというのが、目に付いていました。。

それは、幼児期だけでなく、小学校の時も、通級や療育での小集団でも同じで、どうしても、かえってわがままになる、甘えてしまうというのがありました。なので、通級や療育で、わがまま過ぎて?通級や療育の先生を、かえって手こづらせる・・・ということが、意外に多かったのです。

ひとりっ子のせいなのか、息子のもともとの性格なのかは、わかりませんが、対人関係で希薄に見えるような息子でしたが、クラス内の他のお子さんの行動や関わりというのが、意外にも息子の行動や社会性の育ちに、とても良い意味で大きな影響を与えてもらっていました。

ですので、学力より、社会性・心の育ちを、学校で学んできて欲しいと、小学・中学では、思いました。お子さんそれぞれだと思います。うちの場合は、そのように考えて、過ごしています。


9学力に関しては、家庭でもわりにフォローできたりするですよね。。
でも、子ども同士の関わりや、集団生活は、学校に行かないと、それらに触れることが出来ないんですよね。。

学力に関しての家庭のフォローでは、親が感情的になるのを我慢できれば、色々と工夫しながらも、なんとかフォローは出来ちゃったりします。。。そうやって、やってきている親御さんも、わりといらっしゃいます。。。もちろん、理解ある家庭教師や、小人数塾が合うなら、そういった所で、学力をフォローしていくという方もいます。


10進路・自立で思うこと

中学に入学と同時に、進路と自立が身近になる年齢になってきました。息子には、これといって、得意な分野がみつかりません。また本人も、まだ何がしたいというのもありません。

お子さんそれぞれなので、どのような進路・自立が良いかは、お子さんによって様々だと思います。我が家の場合は、これからもっと、学力より社会性を身に付けて欲しいと、親の私としては、思うことです。

そして、社会性と同時に、体力もちゃんと付けておいて欲しいと思います。ADHD/LD/PDDの方には、優秀な方がたくさんおられます。

だからといって、ADHD/LD/PDDのほとんどの方が、優秀であり、得意分野を行かせる職業に就ける方ばかりではないのが、実際の現実でもあります。

残念なことに、息子は、優秀でもなければ、得意分野を行かせる職業に就けるほどの能力は、あまり持ち合わせていません。。。けして卑下しているわけではないのです・・・。現実をありのままに受け入れるのも大事なことだと思っているだけです。。(^^;A)

親が死んだ後も、何とか生きていける、それだけの自立の力が本人に付いている、または自立できる環境や支援を整えておく・・・、将来について、未来に向けて、まだまだ、これからも、我が家では、そういった面では、親の役目が続きそうです。。