幼稚園や幼児期での保育・理解・対応・支援など(ADHD/LD/PDD)

幼稚園や幼児期での保育・理解・対応・支援

14歳(年少)の頃、自主保育の園へ入園
まだ、幼稚園に入れる勇気がなかったので、少人数の園へ入れました。この園は、母達が主に運営している園で、いろんな方を講演会で呼んでいて 育児にとても熱心(子供の発達を考えた)だったので選んだのでした。

市の療育センターの先生ともコンタクトをとっている園でしたので、アルファのことも理解してくれると思っていました。 ところが、4歳の年少になると、市の療育施設では もうひとつの療育グループに入ることになっており、そこの療育グループのアルファの 担当の保母はADHDを全く知らなかったのです。

なので連携が取れるといっても、理解のない助言はあまり意味のないもので終わった気がしました・・・・。


2療育センターでは、主に子供の保育担当の保母がつき、それ以外に、ST、PT、OTの先生がいるのですが アルファの担当のST、PTの先生もあまりADHDを知らないようでした。コミュニティ保育でも、アルファは、多動だけど心配ないと言われ、何度か、話しをさせて貰ったのですが、なかなか理解して頂けせんでした。(専門機関で診断を受けたと説明しても、理解して貰えなかったのです。)

帰りの会の絵本の読み聞かせの時なども、静かにしていられなくて保母さんが戻るように促しても、すごく反抗したそうです。 じっと座って話しを聞いたりする場面では全然ダメなんですが、


3それ以外では、自分で気に入った絵本をじっくり読んだりしていて、生き物が好きで本で得た知識を保母さんに話したりしたそうなんで良いところもあるのでということで、

ADHDなんてお母さんの考えすぎと言った感じで、「もっと、子供の発達を信じなさい!!」と渇を入れられてしまいました(^-^;) もちろん私も子供の可能性を充分思っている上での話しだったんですが。。。

良いところを認めて貰っていて本当にありがたかったのですが、ADHDの部分に理解がないとそのうち本人のやりたい放題になってしまう・・・、少しでも集団に適応できる配慮がないと小学校の集団生活に馴染めるだろうかと私なりにいろいろ悩んでいた時期でした。


幼稚園年中の頃、自由保育の幼稚園へ入園

4入園するさいに、落ち着きがない、言葉が遅い等の話をして入園しました。

子供の様子が心配なので、最初はしばらく私も付き添いたいとお願いしたのですが、「大丈夫です」と言われたので、園の子供達に絵本の貸し出しする係りのお手伝いしながら、子供の様子を見るようにしようと思いました。それ以外でも園でのお手伝い、サークルなどに入り、園にはしょっちゅう通っていたのです。

7月頃から、バスの登園をすごく嫌がり、クラスの子のお母さんから、「アルファ君、いじめられてよく泣いている」と子供が言っていたと聞いて全然気が付かなかった私は、先生に話しを聞きに言ったのです。入園の時に、アルファはまだ言葉でうまく話せないので、何かあったら教えてくださいとお願いしてたのに、どうして先生は話してくれなかったのかな・・・などと内心は思いました。


5アルファはまだその頃、嫌な事されたり、自分が困ったりしたことを、先生に言いに行ってどうしたらよいかなんて年齢相応に全く身についていなかったのです。

家に帰ってからも、その日あったことは何ひとつ話が出来ないので、友達にいじめられても、その場で泣いてばかりいるようでした。去年のコミュニティ保育では、対等な喧嘩が出来たので、やり返すことが出来たアルファも、幼稚園では、大勢でよってたかってこられるし、1対1でも力の強い子にはかなわないので、結局泣くばかり・・・になっていたようです。

先生は、「気になるようでしたら、様子を見に来てください」と言われました。何日か見学に行ったのですが、私がいる前では、子供同士の目につくひどいトラブルはないのです。それでも見学を続けていた日の朝、少し用事があって見学できない時間があり、戻ってきた時に、私がアルファに何気なく何か嫌なことはなかった?と聞きました。


6普段は先生や他のお子さんの手前、そんなこと聞けないのですが、その時は、たまたまアルファとふたりで周りに人が居なかったので聞いてみたのです。
そうするとアルファは、「朝、ボクが部屋で寝てたら(寝転んでたら)みんながボクの上に乗ってきたの。すごく痛かった。」と話してくれたのです。

その話を聞いてから、そのことと、幼稚園に行くと嫌なことがあるので、バスの登園も嫌がるようになったこと、それらを先生に話してみました。 先生は、5月くらいからアルファがいじめられ泣いているとゆう事があったということを少し具体的に話してくれました。

先生は「子供同士のやりとりでいろんなことを学んでいくのであまり大人が介入しないほうが良いのでは・・・。それと、帰りの会などでは私も、力や喧嘩が強いのが良い事ではないと話しています。」 と言われました。


7帰りの会を見ていても、アルファは座って話しを聞く事もできませんし、むしろひとりで騒いだりはしゃいだりしています。そうゆうことをするアルファがクラスの子からすると、ますますゆるせないんじゃないかと思いました。他の子は皆親から、「先生の言う事を聞きなさい。静かにする場所では静かにしなさい」と当然ですが躾をうけているので、当たり前ですよね。ただアルファはそれが皆と同じように出来ないので苦労するんですが・・・・。やはり、ここでもADHDの事を説明してもなかなか理解してもらえませんでした。

2学期になり、その頃、通っていた病院のSTの先生から担任の先生あてに、アルファのADHDのこと、聴覚認知に問題があることなどを書いた報告書を渡しましたが、、先生の反応は薄いものでした。 相変わらずアルファは、静かにして話を聞く場面でもはしゃいだり、多動が目立ち、クラスでは浮いた存在でした。LDの専門のクリニックにも通っていたので、そこの心理の先生に園に来て頂き説明していただく事にしたのです。


8この幼稚園でもうひとつ共同経営している幼稚園の園長先生がその年から園長に就任された方だったのですが、公立の療育センターで発達障害に関係する仕事をしていた方で、その園長のバックアップもあり、 なんとかアルファに対しての対応・理解を得られる事になりました。落ち着きのなさは、相変わらずですが、先生の対応が変わり、周りの子からのヒンシュクが少なくなり、クラスの子に受け入れられやすくなっただけでも、アルファの気持ちは安定してきたようです。


幼稚園年長 就学前

9年長さんになってからの先生は、最初に先生とアルファが仲良くなれるように、アルファの大好きなくすぐりっこをしてくれたり、手をつないで園の中を歩いたり、帰りの会などの時は、座る場所をいつも先生のそばにしてくれて、

集団の場で落ち着いていられない時は、さりげなくアルファを膝の上にのせて座らせてくれたりして、随分アルファも帰りの会で落ち着いてきました。本当に、帰りの会など座っていられるようになってきたんです! 座る場所は先生から離れてしまうと、とたんに落ち着きなくなるんですが、先生の側なら落ち着いていられるようになりました。

約束しても片付けしないときなどは、しっかりアルファの手を掴んで、叱ってくれました。叱るときは本人の気がそれないような叱り方を上手にしてくれたのです。


10言葉がけをただしただけでは、多動で注意散漫だと聞いていなかったりするので、しっかり手を掴んで話すのってアルファのような子にはあっていると思いました、叱るというのはその先生との信頼関係がきちんとできていないと逆効果になりますが。

先生は、帰りの会はクラス全体の子に対して、じっとしていることに関してあまりウルサク言いませんでした。 少々落ち着きのない子が多いクラスだったのですが、アルファに注意しないで他の子に注意してもかえってアルファと他の子の関係も悪くなって、アルファの気持ちもまた不安定になり余計落ち着きなくなるのです。


11実はこうゆう対応を望んでいたのです。でも年中さんの頃の先生は、主任という立場もあったので、自分のクラスの子だけ見てるわけにはいかない時や、このような対応に関してADHD児に対する関わりということより、一人の子だけ特別扱いしたくないという気持ちのほうが強かったようです

2学期になり、運動会の待ち時間でも随分落ち着いて座っていられるようになりました(アルファの成長をとても感じ、感激しました。) お遊戯もなんとかやれて、組体操もちょっと動きがワンテンポ遅れていましたが、友達がさりげなく教えてくれてなんとか無事に終わりました。

12就学前の時期でもあるので、小学校のことを考えると不安がまだまだあります。
今まで、いろいろ先生方にアルファのことを理解してもらう為に、専門の先生のアドバイスを受けながら、説明してきましたが、なかなかうまくいかない事が多かった。。親からの説明では、どうもうまくいかないことが多い・・と思いました。

このことを保健婦さんに何気なくお話したことろ、保健婦さんは「どうしても、親からの話・説明というのは、親の主観的な意見であって、きちんとした専門的な意見として受け入れられにくい現状もあるようですよね。」と言われました。(だから、私からの働きかけでは、うまくいかず、専門の先生が出向いてくれたことによって、やっと理解が得られたのね・・・)


1そこで普通級に通う軽度発達障害児にも理解のある、県内の特殊教育専門の教育センターに行きました。病院での、心理検査の報告書と、アルファの 様子を 何度も見ていただき、小学校の先生に渡す、アルファの対応・理解についての 報告書を 作ってもらいました。(主に通常学級での担任の理解・対応について書かれた報告書です)

事前に、県内の特殊教育専門の教育センターから市の教育委員会へアルファのことを少し説明させて頂いてから、入学前の3月に市の教育委員会の方と面談し、

更に、教育委員会から学区内の 小学校へアルファがADHDだということを報告してもらいました。 (そのときに作成した学校の先生あての報告書を、参考に見てみたい方は、掲示板・メール等でご連絡ください)


2発表会の劇では少しHiでしたが、それでもすごく落ち着いてきました。こうゆう場面でもテンションが上がりっぱなし、多動が目立つことが少なくなってきたのです。卒園式でも、落ち着いていられました。(長い話しの時は少し頭を左右に振っていましたが・・・)

就学前に、幼稚園から小学校あてにその子供の様子を知らせる報告書をどの子にも作るそうです。(他の地域はわかりませんが。。) 幼稚園の担任の先生は、卒園後入学予定の小学校の新しく担任になる先生に、少しでもアルファを理解してくれるよう、幼稚園の頃のアルファの様子をお話ししてくださいました。



話し合いの難しさ

3息子が幼稚園の頃、1996年から1999年の3年間、特別支援教育や、発達障害支援法が、まだ出来る前、

ADHDやPDDなど、保育・教育現場では、あまり認知されていない時期、または、これから認知されようと大きく動き出している時期でもあり、

色々ありましたが、認知度が低いところでは、家庭と保育の場での、共通理解を進めて行く上での、話しの進めかたの難しさを痛感致しました。。

話しの進めかたの難しさを痛感するたびに、理解してもらいにくい状況が続く中で、気をつけていたのは、そういった状況だからこそ、感情的にならないように気をつけよう・・でした。。

先生の前では、涙を流すくらいにして、怒りの感情だけは、出さないようにしようと、自分なりにも、少しでも冷静に・・と常に思っていました。。

そして、怒るエネルギーがあるならば、その怒りのエネルギーを、どのように、話しを持っていたら、先生に伝わるのか?、
少しでも子どもの理解や支援の手助けをして下さる、専門の先生や相談機関を探すほうに、エネルギーを使うようにしました。。

そして、どんなに、子どもの共通理解が、出来ていなくても、先生に会った時には、挨拶と「いつもお世話になっております」と、必ず、お世話になっている気持ちを伝えました。。


4また先生に話し合いをしたいと、お願いする時には、

・いつもお世話になっております
・本当に、いつもご面倒をおかけしてすみません

と、先にお世話になっている気持ちを伝え、それから、

・お忙しい中、大変申し訳ないです。先生に、相談したい事があります。いつもお世話になってばかりで、申し訳ないですが、先生のご都合の良い時間は、いつ頃か、教えて頂けますでしょうか・・

子どものことでの話し合いにはかわらないのですが、言葉というのは、使い方次第では、相手の方の、受け止め方が違うんですよね。話し合いたいと伝えるのではなく、「相談させて下さい。」と伝えたほうが、気持ちよく先生に伝わりやすいに感じました。

言葉の使い方、自分の感情のコントロール、これは、常に自分でも、気をつけていました?。ぶーにゃさん、冷静なのね・・と思われるかもしれませんが、とんでもない。。

私は、独身時代、会社勤めでは、よく男性社員に対しては、平気で感情をぶつけてしまう、短気社員でした(^^;)。 私は、どちらかというと、感情型になりやすい方の人間です。だからこそ、意識して、自分をコントロールしてました。


5どんなに自分なりに感情のコントロールを頑張っても、感情があふれて来る時あります。たまに、いい加減、会話の中で、「ピキッ!」と、キレそうなときも、もちろんありました。。
(^^;)

そういったときの先生との会話では、私も、すごくピリピリした言い方になったりしてしまいます。それでも、こちらも人間です。どうしても押さえられない感情の時は、しょうがないです。

でも必ず、感情的だったかな・・??ピリピリした会話になった・・?後には、必ず、「先生、先日は、うまく話が出来なくてすみませんでした。。。」
「至らないことろが多いですが、これからもよろしくお願いします。。。」
と伝えました。
また、良い関係が築けている時は、必ず感謝の気持ちを伝えるようには心がけていました。。


6なんで、こんなに気を使うの?って、思うかもしれません。。

それでも、育てていて、どんなに愛している可愛い我が子でも、育てずらい子どもであるのは、事実なんですよね。。?? 育てずらい部分もある我が子を、先生にみてもらっているのは事実・・・。そこの部分は、ちゃんと親も認めているということ、そして、その上で、先生に、理解をお願いしているということ・・・、

「大変な子どもならば、親がもっとちゃんとしないと・・」
都合の良い時だけ、都合の良い言葉を選ぶ・・・、何かの話しで、話題をすり替えようとする話しになっても、

「先生はプロなんだから、子どものことをもっと良く知ってよ・・・」と都合の良い時だけ、先生をプロ扱いにしないように・・・。(心の中で、ついつい、そう思わざるおえないときがあっても、それを、相手に伝わってしまうような、言動はしないように、気をつけました。。)


7相手の話しのすり替えに、なるべくのらない、その為には、家庭では、どのような環境で育てているか、ちゃんと伝えることも大事だと思いました。

私は、短気な分、せっかちというのがあったので、無駄な争いに時間をかけているのが、無駄と感じ、嫌だったので、無駄な感情の行き違いを少しでも減るのであれば、

少しでも先生の気持ちが良くなるなら、私からの先生への言葉使いを、いくらでも気をつける、感情の出し方も、気をつける・・・、親御さん、それぞれの方法で、先生と関わってらっしゃるかと思います。私の場合は、こんな感じでやっていました。

それで、なんだか色々と疲れた?と思うことは、多いです。なので、療育で知り合ったお母さんと話しをしたり、療育の先生に話したりして、なんとか気分転換しながら、やってきた幼稚園時期でした。