偽善って、大嫌い
久しぶりに、友達と電話で長話しをした。
たいてい、中学生の頃の話まで、さかのぼって、色々と話しをするのだ・・
学校の先生の話しになると、たいてい「あの先生って、お気に入りの生徒と、そうじゃない生徒とかに対して、全然違かったよねぇ〜」とか、
「不良には見てみぬ振りして、怒っても反撃なさそうな子には、ひどい怒り方してたよねぇ〜」とか、思い出話しの話題になるんだけど。。。
中学2年の時、クラスに不登校の女の子がいて、中1の2学期に転校してきたばかりの私は、不登校の子がクラスにいるのも知らなくて、その子がどうして不登校なのかもよく知らなかった。。。
担任の授業では、小テストとか、授業での発言とかを、やたらと班単位での評価をしたんだけど、同じ班の男の子が、宿題を忘れるのは、班長の私がちゃんと念押ししてくれないからだ・・と、なぜか私のせいにするので、宿題のある時は、必ず前日に、その子に宿題のあることを、電話で念押ししていたのです。
そういえば、同じ班でいつも学校に来ない子がいると、改めて意識したのが、その時が最初で、不登校の彼女が、いつ学校に来ても良いように、同じ班の男の子に宿題の連絡を電話でする時には、必ず彼女にも、電話をして、宿題・学校の予定を伝えていた。。
彼女が不登校だから、心配して電話していたのではなくて、誰にでも、同じように接するというのが、なぜか小さい時から、自分の中で思っている誠実さのようなもので、同じ班のその男の子に翌日の宿題を連絡してるのだから、不登校でも、彼女に連絡することは、自分の中では、当たり前のことだと思っていて、電話をしていただけなんだけど・・・。
私の友達も皆、分け隔て無い付き合いをする人が多いので、きっと自分の中で大事だと感じるものは、そういうのを基準にしてるのかもしれない。。
電話の時の、彼女は、大人しい印象で、ちょっと緊張しているような・・とても遠慮がち・・というかそんな感じがした。。
少しでも、気さくに話が出来たらいいな・・、私なりに緊張感をほぐせるような?、無駄話もしてみたりしたが、まあ、私の話は、彼女の気持ちをほぐすような話しは出来なかったようで、彼女が、私に打ち解けた・・というのは、あまり感じ無かったけど、たまに「クスッ」と笑ってくれたかも?っていうような時は、なんとなく嬉しかった。。
1学期の終わりに、彼女が転校すると言うのを聞いて、「え〜?どうしたんだろう・・」電話では、そんなこと聞いていなかったけど、転校することになったんだ・・・、この学校が彼女には、どうしても通えない学校だったんだ・・と、ぼんやりした感じで思った。。そして担任の先生から、「ぶーにゃさんは、とても優しい人ですね」と言われた。
不登校の彼女に、ずっと電話をして、気にかけていたという「優しい」生徒に、私が見えた・・・?
先生にそう言われたとき、私は、嬉しくも無かった。
そして、その先生に、そう言われたことが、とてもしらじらしく感じた。
なぜなら、先生は、私が電話していた時には、そういったことをしているのを知っているのか、どうかはわからないが、全くの無反応だったから。。
私のことを、「とても優しい人ですね」と言ったのは、
たぶん、彼女の親御さんか、それとも彼女自身が、私が電話する事を、良い意味で先生に伝えたから・・・、
彼女側の誰かから、そういったことを聞かなければ、きっと私への「優しい」という評価も無いだろうと、すごく感じたし、
それに優しさを持って、彼女に接したわけでもなく、ただ同じクラスの仲間として、電話しただけで、私にとっては、当たり前な事を、あえて「優しい」と言われて、「優しい」って、人のちょっとした評価で、こんなにも簡単に決まるものなのか?と、思うとなんだかすごく嫌だった。
人から優しいって言われることは、こんなに浅いものなんだと、思ったくらい。
そして、彼女が転校すると決まってから、担任の先生があるクラスの一部の子達を厳しい目で見ていたのを覚えている。。たぶん、そのクラスの一部の子達が、その不登校の彼女に何かしら、彼女が傷つくことをしたというのを、先生が気がついたから・・
先生は、彼女が転校すると決まってから、やっと色んなことに対して、気がついた・・のかもしれない。。でも、それは、私に「優しい」と言うことも、クラスの一部の子達に、厳しい目で見ることも、違うんじゃないの?
何もかも遅いんだよね、、なんで、一番必要な時に、気がつかなかったの?って思う。
だって、彼女が小学校の頃から、ずっーと不登校だったのは、事実だったし、先生は、彼女の担任になって、それに対して、どれだけ心から、彼女のことを考えた時があるの?
偽善っていう言葉を、その先生を見て、初めて言葉の意味を現実として感じた。
担任の先生の授業は、とても面白くて、今でも、その先生の授業の教え方は、上手だと思ってる。。
でも、どこか、心から打ち解けられないような冷たさのようなものも、私は感じてたし、
私の友達も、一見気さくな先生に見えるけど、どこか冷たい感じがする先生だよね。。と言っていた。。
まあ、私の友達も私に近い感性持っているので、感じる印象が同じなだけなのかもしれないけど・・
その先生には、心から打ち解けられないような冷たさのようなものも、私は感じてたけど、その先生と、とても仲の良い子もいた。
でも、その先生は、何にも知らない。。勉強が出来て、頭の回転の速い、一見社交的に見えて、クラス委員もするようなその先生のお気に入りの子が、影で、ひどく先生の悪口言っていることとか、その子が、ものすごい、二面性を、持っているなんて、先生は、もちろん気がつかない。
偽りなことしか、出来ないから、偽りも見抜けない・・ってそう思った。
表面的なことしか、感じられないから、大事な事に気がつかない・・・。
不登校の彼女に、担任として、心で向き合おうともしなかった人が、クラスの一部の子のことを、どれだけ責められるの?と思った。
私はその頃、先輩に手ひどくいじめられていたんだけど、先生は、見事に、気がつかないふりで、無関心だった。
私も、そういう先生だというのを、感じていたので、その担任の先生には、相談しなかった。
嫌がらせをしてくる先輩の担任の先生に、相談したくらいだし。。
偽善の人は、偽善しか出来ないし、暖かいものが伝わる事が、何ひとつないと・・中2の時に、初めて感じて、それは、今でも変らない。。相変わらず、私は、偽善って大嫌いだ。
まあ、偽善って言っても、人ぞれぞれ、自分が感じる偽善というのも、その人によって違うし、
「あー、この人と居ると、心があったかくなるなぁ」という気持ちや、
「なんだか、冷たい感じで、居心地悪い〜」というのも、
その人によって、それぞれ違うので、あくまでも私が感じたことなんだけどさ。